最終更新日2018.05.18
石橋ビル( 東京都品川区)
- 竣 工
- 2018年3月
- 所 在 地
- 東京都品川区
- 構 造
- 鉄筋コンクリート造 5階建
- 特 徴
- インバウンド向けの民泊
SNS 映えしてネットで拡散する、外国人の心に響く話題の民泊に変貌。
老築化とともに入居率がさがっていた当該物件(店舗2フロア+ 住居3フロア)の住居スペースを、思い切って民泊にリノベーションした案件です。AirBnB の普及とともに、近年急速に注目されてきた不動産ビジネスの新しい業態に、CCS が取り組んだはじめての事例です。
「外国人受け」する日本らしさとは?
全面的に建物に手を加えるのではなく、建物が備えている文脈やカタチを活かしながら新しいストーリーを加えていくことで、リノベーションは奏功します。
この事例では、建物の日本的様式に、宮崎アニメや雅叙園様式や遊郭などの要素をかけ合わせていくことで、外国人から分かりやすく目新しい日本らしさを創り上げました。
間取りをま活かしたまま、壁紙と床面のデザインをアップデートすることで、コストダウンとクオリティーを同時に追求しています。空間を専有する柱や梁を消そうとせずにあえて強調することで、骨太感と見た目のインパクトを優先しています。
日本の伝統とモダンを発信する配色を設計。
色調設計には、紅・朱・藍・紫・金・黒などの伝統的な日本の色を選びつつも、組み合わせで強い印象を打ち出しています。宿泊客が思わず写真を撮りたくなるような空間に生まれ変わりました。
フラットKH(横浜市港北区)
- 竣 工
- 2017年9月
- 所 在 地
- 神奈川県横浜市港北区
- 構 造
- 鉄骨地上3階建
- 特 徴
- 築30年を経過し、長年の雨だれにより外壁の多くが汚損していた。
リズミカルなボロノイ柄を配して、シンボリックな外観に。
外壁の改修工事に伴い、イメージチェンジを図ったリノベーション・プロジェクトです。近隣の景観と親和するアースカラーを基調としたカラーリングを施しつつも、「ボロノイ柄」を施すことでシンボリックな建物へと刷新しています。
また、基調色の茶色は、雨だれ汚損を目立たなくする機能があります。
直線で構成されるボロノイ柄はマスキング塗装が可能なため、コストを抑えたリノベーションを実現しています。