最終更新日2018.01.20
小田急線M駅(北口)土地の売却の地域開発・土地売却
- 該 当 地
- 川崎市多摩区
同駅北口徒歩1分
事業主体は、川崎市。
事業主体(お客様)は川崎市です。土地区画整理事業の一部である小田急線M駅北口地域を、CCS小森が担当いたしました。
区画整理事業は、プロデューサーの調停手腕の真髄が問われる。
区画整理を進めていくためには、勉強会や協議会の立ち上げることにはじまり、準備組合の設立や都市計画案と都市計画の決定に再開発組合の設立認可といった、大変に複雑で面倒な工程を踏みます。該当区画内の地権者・関係者の方々は地域の活性化につながることを切に望んでおられる訳ですから、中途半端な開発プランに納得されないために、一向に再開発が進まないことが常なのです。地権者の一例をあげると、入院施設のある産科医院の院長先生です。彼は地域に根付いて頑張ってこられ、地域からの絶大な信頼を得ています。そういう方々が築いてこられたものを、再開発によってリセットされるのです。既得権益者に再開発を説得していくは容易ではありません。そんな難題に、川崎市はCCSの小森の手腕に期待したのです。
適正条件をだして交渉をまとめるのが、不動産プロデューサーの基本原則。
再開発に移転はつきものです。移転のための「換地」を探しだして、適正な提示価格で交渉をまとめなければなりません。移転する必要のあった病院の院長先生には、なるべく近い代替地を提案しました。建て替え後も、経営負荷が減らせることから、交渉はうまくまとまりました。
立ち退きや換地に際し、病院を始めとした周辺の地主様や借地人(借地権者)らそれぞれの方に納得してもらえる金額を提示できれば、交渉は成立します。ですから、複合マンションを建てたい企業もコンペ形式で選定する必要がありました。CCS小森は、個別交渉をすべて取りまとめて川崎市の駅前再開発を成功させました。
全国初の民間企業の成功事例を、CCSが成し遂げました。
全国的に第1号の、民間が主導して成功した都市計画事業(駅前再開発)となりました。複合マンション(商業施設、教育機関、医療機関なども入る分譲マンション。2008年竣工)が建てられ、バスターミナルも新たに整備され、駅前北口は大きく変貌しました。全体の区画整理事業完了はまだまだ先になりそうですが、駅前北口の再開発が完了したことで、駅(町)の魅力度が増し、住みたい町のランクアップにもつながっています。
小田急線M駅(南口)の土地売却
- 該当地
- 川崎市多摩区(同駅南口徒歩3分)
- 再開発対象面積
- 1,348 坪の専任媒介
活用法をプランニングした土地売却案件
当該地は、製紙会社が工場を操業していたのですが、工場は移転しつつも土地の賃借契約が履行されたままの状態となっていました。その経緯のなか、当該地の地主様とおつきあいのあった弊社CCSは、相談を受けました。地主様は当該地だけでなく周辺の所有地を含めて、土地の活用法を考えて欲しいということでした。製紙の借地を含めて、所有されている3つの土地をまとめて、大規模マンションの建造を提案しました。この事例ではCCSは建物のプロデュースは行わっていませんが、不動産ファンドに土地売却を斡旋し、プランニング通りの大規模マンションの建造を実現させました。
品川区の土地売却
- 専 任 媒 介
- 2005年
品川区大井町
相続を“争”続にさせない
次世代の相続になる前に、明確にしておきたいという相談を受けました。ご兄弟で共有所有されている土地を、いつまでも維持し続けたいつもりがないので、売却を検討されていました。「相続した土地を、どう分けるか?」それをまとめることが、実はとても難しいのです。争いごとにならないよう慎重に進めなければなりません。法律や合理性、情だけでなく、「利」も関わるからです。
納得できる売却価格をはじく
ご兄弟がともに納得できるよう、少しでも高く売却できることを考えました。ターゲットが買いたくなるような工夫をして、小森は売り込んだのです。具体的には、企画を立てて高度利用(中高層ビル・マンション)を得意とするデベロッパー数社に、こちらから提案することにしました。その際に収支シミュレーションも添付しました。デベロッパー各社が真剣に検討してくれたおかげで、優位な買い取り価格の提示があり、納得できる金額で土地売却が成立しました。その後、デベロッパーが建てた分譲マンションは人気を呼びんで早々に完売しました。売手と買手の双方から満足いただける売却事例を、CCSは数多く手がけています。