最終更新日2018.01.20
宮西パレス
- 竣 工
- 2002年3月
- 最 寄 駅
- 京王線府中駅
- 構 造
- 8階建、大型1R(一部メゾネットタイプ)
「シティホテル」がコンセプトの賃貸マンション
駅から徒歩1分の商店街のなかの立地特性を活かし、「シティホテル」のコンセプトでデザイン。外観も1F店舗のファサードから、エントランスを入った内部、そして居室のインテリア等もすべてシティホテルのコンセプトで徹底してつくりこんでいます。
賃貸マンション経営の損益分岐点
賃貸マンション経営の損益分岐点は、「家賃×100カ月=総費用」と言われています。償却期間を少なくとも100ヶ月以内にしないと、利益がでないということです。期間を短くすることで物件のメンテナンスや補修にコストをかけることができ、つねに入居率の高い状態を保つことができるのです。逆に言えば、償却期間がながくなってしまうと、空室が増えつつ補修コストが捻出できないという悪循環となってしまいます。最初から損益分岐点を設定しておくことで、将来発生しうる経営リスクを事前に防ぎます。
ミルフィーユ恵比寿
- 竣 工
- 2001年3月
- 最 寄 駅
- JR恵比寿駅
- 構 造
- 地下1階、地上3階建、基本的に大型1R
入居者を、確実に集めるために
すぐ入居者が集まる賃貸マンションを手がけるには、2つの側面からのアプローチが必要になります。
- 建物をどう設計していくかというハード的な側面。
- 建物をどうやって維持・管理していくかというソフト的な側面。
この2つを事前に、そして多角的に検討していくことで、目指すべきゴールが姿をあらわします。この事例では、道路に対してわざと斜めに建物を建てることで、アール曲面を活かしました。雁行のように配したバルコニーが隣室からの独立性を高めつつ、独特の外観を創出しています。