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CCSの建築プロジェクト支える、こだわりのある職人気質のメンバーをご紹介いたします。

チーム the コモリ

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工事は、一生のおつきあい。
電気工事士/沖田和雄

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沖田さんは、「この人でいい」と思わせる説得力を備えた方だ。周囲の人を一瞬で安心させてしまう、一種の胆力なのだろう。「この人がいい」というのとは似て非なるものだ。他者との比較を経たうえで「いい」のではなく、選択肢を相手に与えない、強い説得力だ。
「この人でいい」と思わせてしまうのは、じつはチームtheコモリに登場する方々に共通する特徴だ。沖田さんに出会った瞬間に、「やはりそうか」と納得するとともに、独特の胆力を持たれている沖田さんの秘密に迫ってみた。

言葉を選びながら、話は淡々とはじまった。

父の急病で、10代から覚悟を決めた電気工事業の跡継ぎ。そして職業訓練校で今の仕事の基礎を学ばれた。2代目として実際に家業を受け継がれたのは、20代であった。淡々と語られる言葉の裏には、他人には分からない苦労があったに違いない。職人的な熟練と元請けとしての采配の才覚が要求される業種を、若くして突然に受け継がれたのだから。

「もともと工作が好きでした」と謙遜気味に語られるが、早くから芽生えた「経営者の自覚」と「もともとの職人的な素質」が、2代目として急速に適応を遂げていかれたのだろう。

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祖父は農業を営み、基礎工事のようなこともやっていた。

沖田さんの祖父は、農家を営まれていたそうだ。庭園への植木や石の搬入にはじまり、造園の基礎工事のような事業を既にされていたのである。これは、電気工事に通じる作業でもあり、沖田さんの血筋でもあるはずだ。「祖父の時代は、巨大な石を人間だけで運んでいました。」子供の眼からみても、とても非効率な作業である。原始的な工事から、重機を用いた効率化されていく現代にいたる工事の歴史感覚を、身近なところで体感しながら成長されており、それは今の電気工事の仕事に活かされることになる。

無駄を省けば、施主様の恩恵となる。

電気工事の世界は、不測の事態に備えて「余裕」のある仕様を施してしまう業者がとても多いという。工事を指定された工期のなかで行わなければならないため、万一の不備が発生すると、外壁や内壁を引き剥がすことも起こりうる訳で、場合によっては地中ケーブルを再構築するために床面の掘削を迫られることも起こりうるのだ。

沖田さんは、そういう「余裕」を見ないで、足すこともなく引くこともなく「丁度いい」仕様を設計される。そして、「正確に」工事の進行を采配することで、他社にはできない「コストダウン」を図っていく。

工事の歴史感覚を幼少より体感するように育ち、若くして経営を積んだ境遇から、「丁度いい」仕様を発見できる能力が身についたのであろう。簡単そうに思われるかも知れないが、誰にでも真似の出来るような芸当ではないのだ。

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百貨店型の電気工事。

電気工事の世界は細分化されているという。たとえば「一般家庭向けの弱電工事」「商業施設向けの高圧電力工事」など、24ボルトから6600ボルトの帯域ごとに、業者の住み分けがなされている。沖田さんの会社は、すべての帯域をカバーする「百貨店型の電気工事業」だ。業界のなかでも少数派であり、ここに相談すれば何でも解決してくれるワンストップの対応力がウリとなっている。若くして経営を継がれた沖田さんだからこそ辿り着いた、広範な守備範囲である。

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工事を請け負った以上は、一生のおつきあい。

沖田さんは多忙な業務の傍らで、地元小学校のPTA会長をつとめている。「断るのが下手で」と照れ笑いされるが、その本心は次の世代にいいものを遺したいという利他心だ。その姿勢は、仕事にも活かされている。ひとつの建物が世代をまたいで受け継がれていくものである以上、「家族」と「家」のことを洞察される。そして、言葉を続けられる。「施主様とは一生のおつきあいになる。」工事して終わりではなく、「ずっと続いていく」関係なのだという。

マンションオーナーでもある沖田さんは、「施主様と同じ目線に立てる」という。また、「自分が施主だったら」というお客様目線を常に自分に課されるそうだ。沖田さんの胆力の秘密は、どうやらこのあたりにありそうだ。一瞬で周囲を安心させてしまう魅力は、利他的な姿勢から来ているものと思われる。

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都心の交通流の多いエリアでも、きちんと工程通りに工事する。

当ホームページで紹介している「商業施設」の電気工事を、沖田さんの会社が電気工事を請け負われた。当該地は、東急東横線の人気駅至近の交通流のとても多いエリアである。工事に負荷が掛かったのではないかと推察してみたが、「工期通りに完了」したそうだ。大型の変電装置をクレーンで屋上に釣り上げて設置する大掛かりな工事だ。交通流が多ければ資材の搬入に負荷が掛かるというものだろう。周囲を安心させて、予定通りに工事を遂行できる沖田さんは、やはり「胆力」の人だった。

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利他的な人柄ゆえか、ご自身のことを語られることに終始ためらいがあった。時に深く思案しながら言葉をつなぎ、時折でてくる「世代」という言葉が印象的だった。例えるなら、船尾から乗員全員を静かに見届けてくれるような大らかさと父性のある人で、すぐれたリーダーシップの持ち主にちがいない。安心して工事を任せたくなってしまう、とてもプロフェッショナルな人だ。


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