建築・不動産ビジネスの成功請負人といえばCCS

建築の3D空間に、2Dのアートやデザインを加えた際に生じる「効果」を検証するコンテンツです。

3D+2D

第5回

間取図2.5D

不動産物件を売り込むための最重要ツールのひとつは間取図であり、異論はないと思われる。最小限の線描に簡略化された俯瞰図面を、チラシなどに掲載して販売するのが通例である。この極めて当たり前のことを、いったん疑ってみることにした。

掲載写真は、間取図の側面に4面を足して箱状にし、半立体の図面の体裁を取っている。

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一般的に女性脳は地図を理解するのが苦手だとされる。間取図についても同様で、建物も間取りも把握するのが難しい。間取図を見せても一向に契約がまとまらないことは多々ある。面倒でも直接物件を案内して成約したほうが早いことが多い。この問題を解決すべく、辿り着いていたのがこの企画だ。

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この図面は封筒のように折りたたむことが出来る。不動産販売の現場で直接手渡すだけでなく、ポストに投函して宣伝することもできる。

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このコンセプトは、京都の封筒製造業者と商品開発中の事案で(2025年4月現在)、オープンプロジェクトとして途中経過が随時公開される。広告は不動産を取り囲む巨大な生態系のほんの一部であるが、まだまだ進化させる余地があると考える。竣工前になるべく完売させたい大型分譲マンションの販売に、本案への期待が高まっている。多岐に渡り皆様の前進に寄与できるよう、弊社CCSは些細なことにも目を配れる事業者でありたいと考える。


商品企画・商品デザイン・文・写真:竹中隆雄(CCS社外広報室)

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