家づくり救急隊

家は誰に頼む? 建築家に依頼しよう 構造と工法 家づくりの盲点 家づくりの相場表

東京地区相場表(2015年更新)


この仕様と相場表は、設計事務所や建設会社との交渉で、必ず大きな武器になるでしょう。
ぜひ、満足のいく家づくりにお役立ててください。

  木  造 重量鉄骨造 鉄筋コンクリート(RC)造
目標坪単価
(延床面積35坪)
80万円~140万円 95万円~160万円 120万円~200万円
  在来軸工法2階建 重量鉄骨造、2階建
鉄筋コンクリート造(型式構造)
  鉄筋コンクリート造り ベタ基礎 杭基礎(PC杭) 杭基礎(PC杭)
  桧:120×120mm   ★★★
自社の建築家
設計期間 桧:120×120mm

★☆☆
(1〜6ヶ月)
設計料 ★★☆
規格住宅は建設費の3~5%
規格外住宅は5〜8%
★★★
建設費の2~3%
建設費に含まれることも多い。
★☆☆
建設費の5~10%
施工期間 ★★☆
規格設計は比較的短い
規格外設計は長くなりがち
工程管理はまあまあ

★★★
比較的短い
工程管理はまあまあ

★★☆
標準的
工程管理に優れている

使用資材等 ★★☆
品質のばらつきは少ない
仕入れのしやすいメーカーを選びがち
★★☆
品質のばらつきは少ない
仕入れのしやすいメーカーを選びがち
★★★
個性的・先端的。
適正かつ優れた資材を選ぶ
施工技術力 ★☆☆
下請けで買い叩かれ、
技術力のない職人・工務店も多い
★★☆
伝統工法+新工法
技術力のある業者が増えている
★★★
優れた建設会社・工務店により
高品質を確保
施工(工事)監理 ★☆☆
打ち合わせ内容が
伝わっていないことが少なくない
★☆☆
現場監督の主観で監理され
施主の意向が伝わらないことがある
★★☆
原則的に施主の立場で監理されるが、
あたりはずれがある。
監理費 ★★★
経費(粗利益)に含まれる
★★★
経費(粗利益)に含まれる
★☆☆
設計監理料の30~50%
施工(工事)費 ★☆☆
比較的高い
ハウスメーカー30%、下請け業者70%
★★☆
低い
★☆☆
比較的低い
総費用 ★☆☆
高い
★★☆
普通
★★★
低い
アフターサービス ★☆☆
トラブルや苦情を第三者機関に
委ねることがある
★★★
素早く対応
★★☆
建築家の指示で
施工業者が素早く対応
ローン等対応 ★★★
提携金融機関が比較的多い
★★☆
地元提携金融機関
★☆☆
地元金融機関
その他 ★★★
煩雑な手続き等を代行してもらえる。
★☆☆
引き渡し前に倒産ということもある
 


坪単価は、使用する材料や施工法など、仕様が明らかでないと表示できません。
そのため、実際に契約する段階で提示する仕様で、木造・重量鉄骨造・鉄筋コンクリート(RC)造のそれぞれの坪単価を明記しています。
この坪単価は「構造部+外部仕上げ+内部仕上げ」の合計額です。
言うまでもなく基礎工事や給排水工事、ガス工事、電気工事、照明器具、冷暖房工事なども含まれています。
建設会社の中には、別途費用の不要な基礎工事を、特殊基礎などと名前を付けて、
別途に工事費を請求するところがあるので、要注意です。
ただし、昔、沼地だったとか川沿いだとか、土地傾斜があるといった、
本当に特殊な場合にのみ、別途に基礎部分の工事費が必要となります。
別途工事には、解体、門塀(アプローチ・タイル)、庭の造園、給排水取り出し工事などがあります。
別途にかかる費用として、登記費用、ローン保証料、火災保険料、水道局納金、印紙、建築確認申請費用などがあります。


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